ウーバーイーツの配送料に注目!サブスク導入で店舗もユーザーもメリット?

新型コロナウィルスの感染拡大の影響などもあり、近ごろではランチタイムにおけるテイクアウトやフードデリバリーサービスへの需要が急激な高まりを見せるようになりました。
このような背景のもと、大手フードデリバリーサービスのウーバーイーツでは、新たな定額制のサービスをリリースしたことで、さらなる事業規模の拡大が期待されています。
今回は、そんなウーバーイーツの配送料に注目しながら、新しくスタートしたサブスクリプションサービスの導入メリットなどにも触れて、わかりやすく解説していきましょう。

ウーバーイーツの配送料にサブスク導入?
大手フードデリバリーサービスの「Uber Eats(ウーバーイーツ)」は、2020年8月6日より、配送料の定額制(サブスクリプション)サービスである「Eatsパス」のサービスをスタートさせました。
ウーバーイーツは従来より、毎回の注文ごとに送料が発生する送料システムを採用していました。しかし今回のEatsパス(月額980円)を契約することによって、1,200円以上の注文の配送料がすべて無料で使い放題となるため、ヘビーユーザーにとっては非常に大きなメリットがあります。
特に、2018年11月以降の通常配送料に関しては、従来までの固定式の送料ではなく、場所や距離に応じて変化する変動式の送料にシステム形態が変更となったため、こうしたサブスクリプションによる定額サービスを望んでいたユーザーも多いのではないでしょうか。
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ウーバーイーツの配送料とは?
ウーバーイーツのサービスシステムは、加盟店、配達パートナー、ユーザーの三者の存在から、それぞれ手数料という形式で利益を徴収することによって成立しているサービスになります。
加盟店や配達パートナーからはサービス利用における契約手数料を徴収し、注文するユーザーからは配達料金にあたる配送料を徴収することで、サービスそのものが成り立っているというわけですね。
配達手数料の決まり方
ユーザーが負担する配送料に関しては、通常契約の場合であれば毎回の注文ごとに送料が発生する仕組みとなっており、2018年11月までは一律380円の送料で固定の送料システムが採用されていました。
しかし現在では、配送料金にあたる「配達手数料」、サービスそのものにおける「サービス料」、少額注文の際に発生する「少額注文における手数料」という合計3つの手数料が発生するように仕様が変更されたため、条件次第では手数料が高額なものになってしまう恐れがあります。
距離や天候にも応じて送料は変わる
特に、少額注文で配達場所が遠い注文などにおいては、場合によっては商品代金よりも手数料が高くなってしまう可能性があるため、あらかじめ注意が必要です。
具体的には、配達先の距離や店舗の設置エリア、配達当日の天候や交通状況などにも応じて送料が変動するという送料システムに変更となったため、以前のシステムよりも配達手数料が高騰する傾向にあります。
送料の計算式などは公表されていないため、どのように送料が決定されているかなどの詳細に関しては不明ですが、通常契約の場合には事前に送料や手数料の項目をチェックするようにしましょう。

サブスク利用のメリット
以上のように、ウーバーイーツでは条件によっては高額な手数料となってしまうような送料システムが採用されているため、Eatsパスのようなサブスクリプションサービスの登場などは、ヘビーユーザーにとっては待望のサービスであると言えるでしょう。
ウーバーイーツの通常契約の場合、平均的な送料相場は300円から600円前後となっているため、たとえば、月に10回の利用頻度で、400円の送料を毎回の注文ごとに支払った場合を計算してみると、月額4,000円もの送料を負担しているということになります。
一方で、サブスクリプションサービスのEatsパスを利用した場合には、月額980円で使いたい放題の契約内容となっているため、通常契約に比べて3,000円もお得に利用することができるというわけです。
ヘビーユーザーではない場合であっても、およそ2回から3回の利用頻度で月額料金の元を取ることができるため、たとえ月数回の利用であっても検討する予知は十分にあると言えるでしょう。
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まとめ
今回はウーバーイーツの配送料に焦点をあててご紹介しました。
今後のアフターコロナ、ウィズコロナにおける生活様式の変化なども考慮すると、ウーバーイーツの利用者数は、今後ますます増加の一途をたどるサービスであると言えるでしょう。
ウーバーイーツを店舗に導入することによって、リピーターの増加や新規顧客の開拓、安定した収入源の確保など、さまざまなメリットを見込むことができるようになります。
興味のある方はぜひ一度、ウーバーイーツの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いたライター
Y.Masaki
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