Twitterの便利な始め方と使い方!基礎用語から活用方法まで解説

「Twitter」は、SNSのなかでも若い世代を中心に人気が高く、便利なコミュニケーションツールとして多くの人に使われています。さらに現在では、集客やマーケティングにTwitterを活用する企業や店舗も増えてきました。そんな注目のTwitterですが、店舗オーナーのなかには「Twitterの始め方がいまいち分からない」「Twitterの使い方はどうすればいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Twitterを企業や店舗で活用したい初心者の方へ向けて、Twitterの始め方から使い方、活用方法まで徹底解説します。

Twitterとは
Twitter(ツイッター)とは、世界で3億人以上、国内では4500万人のユーザーに利用されているコミュニケーションを基本としたSNSです。最新のニュースやトレンド情報などをリアルタイムで知ることができたり、自分自身の趣味について検索して、世界中の人とつながることが可能です。
Twitterは、1回に140文字以内のつぶやきを入力し、Twitterのユーザーへ共有することが可能です。また、「リツイート」という機能が備わっており、はじめに発信したツイートが他のユーザーへ拡散されるという特徴をもっています。そのため、TwitterはSNSの中では一番拡散性の高いツールといえるでしょう。
Twitterの影響力
代表的なSNSといえば、Twitterの他にLINE・Instagram・Facebookなどがありますよね。2019年4月時点で各社が発表しているデータによると、LINEが7900万人、Twitterが4500万人、Instagramが2900万人、Facebookが2800万人とされています。国内において、ほとんどの人が利用しているLINEの次にユーザー数が多いのがTwitterなのです。
また2019年4月1日に行われた新元号の発表会見では、「Twitter中継で46万人が視聴した」と話題を呼んだことからも、Twitterの影響力の大きさを伺うことができます。
さらに総務省が発表した「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、ユーザーの年齢層は20代に次いで10代が多く、全体的に若年層の利用者が多いという結果が出ています。これらのことから、国内において影響力の高さと拡散力を併せ持つTwitterは、若年層をターゲティングしたプロモーション施策はもちろん、企業や店舗のマーケティングツールとして非常に効果的といえるでしょう。
Twitterは使い方次第でとても便利に
Twitterは、使い方次第でとても便利になるツールです。では実際にどのような場面で役立つのでしょうか。みていきましょう。
Twitterの利点を生かして情報収集や発信する
Twitterの利点は、情報収集や情報の発信に長けている点にあります。常時ものすごい数のツイートが続々と投稿されているなか、字数制限140文字以内というのは、人がざっと目を通すだけでも概要が分かるので情報収集にはうってつけです。またツイートも簡単に行えることから、情報を発信する側にとっても、Twitterは非常に便利なツールであるといえます。
企業や店舗にとっても宣伝効果大
一般的に企業や店舗が商品・サービスを宣伝する手段は、お金を払いTVコマーシャルを流したり、web広告、ビラを配るといった必要があります。しかしTwitterであれば、自社のサービスや商品についてツイートするだけでコストをかけずに宣伝が可能になります。とくに拡散力が高く、コミュニケーションが深められるTwitterは、企業や店舗にとっても宣伝効果の高いツールといえるでしょう。
Twitterを始める前に理解しておきたい用語
Twitterを始める前に、まずTwitterのユーザー同士で使われる用語を理解してく必要があります。ここでは、覚えておきたいTwitterの基本用語を紹介します。
フォロー/フォロ―バック
「フォロー」とは、特定のユーザーのツイートが自分のタイムラインで見られるようになることです。フォローをすると相手にもフォロワーが増えたことが分かる仕組みとなっています。またフォローは、相手の承諾を取らずに一方的に行うことができますが、鍵付きアカウント(非公開)をフォローするときのみ承認が必要です。
また「フォローバック」とは、フォローしてくれたユーザーにフォロー返しを行うことです。Twitterユーザーの中では「フォロバ」と呼ぶことが多いようです。
ツイート(tweet)/リツイート(Retweet)
「ツイート(tweet)」は、テキスト・画像・動画などをTwitterに投稿することをいいます。一度の投稿に140文字まで入力することが可能。日本ではよく「つぶやき」と呼ばれることが多く、英語の綴りでは「tweet」で小鳥のさえずりという意味を持っています。
一方「リツイート(Retweet)」は、他のユーザーが投稿したツイートを、自分のツイートに反映させることをいいます。例えば、気になるツイートや面白いツイートを発見したときにリツイート機能を使用します。自分のタイムラインにそのまま表示させることができるので、簡単に自分のフォロワーに共有することが可能となります。
ハッシュタグ
「#カフェ」のように、単語やキーワードの前につける「#」のことをハッシュタグといいます。
ハッシュタグをつけることで、用語全体をタップすることができ、同じハッシュタグがついている投稿を検索することが可能となります。またハッシュタグは一つだけでなく、複数入れることができるので、自分のツイートを他のユーザーへ拡散したい場合は、他の人が見つけやすいキーワードをハッシュタグへ入れてみるといいでしょう。
タイムライン
「タイムライン」は、Twitterのホーム画面に自分がフォローしたユーザーのツイートが表示されることをいいます。Twitterのサービス開始当初は、時系列・新着順に表示されていましたが、現在ではアルゴリズムが導入されており、ユーザーが関心を持ち、反応してもらいやすい重要なツイートが上位表示されるようになっています。2018年9月からは、時系列・新着順での表示も可能となっています。
いいね
「いいね」は、InstagramやFacebookでもよく見られるため、ご存知の方も多い用語でしょう。「いいね」とは、ツイートされている内容に対して、ハートボタンを押すことで共感していることを伝える機能のことをいいます。後で「いいね」をした履歴を見ることができるため、お気に入りリストのように活用することも可能です。
リプライ(返信)
「リプライ」は、特定のユーザーの投稿に返信することをいいます。リプライを繰り返すことでTwitter上に公開された会話を行うことができます。
ダイレクトメッセージ(DM)
「ダイレクトメッセージ」とは、直接特定のユーザーと会話ができるチャットです。ダイレクトメッセージにすることで非公開のやりとりが可能となります。またダイレクトメッセージは、自分のフォロワーのみに送信することができ、自分がフォローしているユーザーのみ受信することが可能となります。
Twitterの始め方
Twitterで使用される基本的な用語を理解した後は、さっそくTwitterを始めてみましょう。ここでは日常でよく使用するスマートフォンでのTwitterの始め方を紹介します。
①Twitterのアプリをダウンロードする
Twitterのアプリをダウンロードする際は、iPhoneとAndroidでやり方が異なります。それぞれみていきましょう。
≪iPhoneの場合≫
APPstoreから「Twitter」と検索し、アプリをダウンロード
≪Androidの場合≫
GoogolePlayから「Twitter」と検索し、アプリをダウンロード
その後、Twitterのアイコンをタップするとアカウント情報登録画面が表示されます。以前にTwitterのアカウントを作成したことがある方は、「作成済みのアカウントを使う」を選択するといいでしょう。②Twitterのアカウントを作成する
アカウントの作成画面が表示されたら、名前、電話番号またはメールアドレスを入力します。2つの項目にチェックマークがついたら「次へ」をタップします。続いて、Twitterアカウントを作成する場合は、以下の項目を入力していく必要があります。情報をあらかじめ準備しておくとスムーズに作成することが可能でしょう。
・名前
Twitter上で使うユーザー名を入力します。登録後に名前を変更することも可能です。
・電話番号またはメールアドレス
登録完了したら、ここに登録したメールアドレスに最終確認のメールが届きます。
・Twitter専用のパスワード
Twitter用のパスワードを入力します。電話番号や誕生日といった誰でも推測しやすいパスワードは避けるようにしましょう。
・連絡先の同期
連絡先を「同期する」を選択すると、連絡先に登録済みのTwitterアカウントを持っている人を自動的に検索してくれます。「今はしない」を選ぶと後から登録することも可能です。
・興味のあるトピックを選択するor検索して追加
スポーツやニュースといったトピックの選択とおすすめのアカウントが表示されます。「今はしない」を選択するとすぐフォローはされません。
・正確な位置情報
スマートフォンの位置情報の使用許可について「OK」「今はしない」を選択することが可能です。許可した場合は、位置情報を基にしたツイートや広告などが表示されるようになります。
・確認メールが届く
設定後、はじめに登録したメールアドレスへ確認メールが届きます。メールの中にあるリンクを開き、最終確認を行います。
・登録完了
登録は完了です。無事にアカウントの登録ができたらTwitterをはじめましょう。
③プロフィールを設定する
アカウントの作成が完了したら、プロフィール情報を設定しましょう。ユーザー名を決めた後は、プロフィール用の画像を選定して登録します。写真の選定は、Facebookのように実名制でないため、フリー素材などでイメージに合ったイラストを探し、設定するといいでしょう。企業や店舗であれば、外観の写真やロゴを設定するのもおすすめです。また、カバー画像や自己紹介文などの入力、管理画面のカラーを選択して設定することなども可能です。お店やブランドをアピールするためにもオリジナル感を出し、目を惹くページにするといいでしょう。
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Twitterの使い方
Twitterのアカウントとプロフィールが完成したら、いよいよTwitterをはじめましょう!
ここでは、Twitterをはじめる第一歩として基本的なTwitterの使い方を紹介します。
気になるアカウントをフォローする
Twitterを始めたばかりの方は、まずは気になるアカウントをフォローすることからはじめてみましょう。フォローをすれば自分のタイムラインに表示される情報が増えます。そうすることでTwitterの特徴が掴めるようになってきます。
ツイートしてみる
フォローをした後は、自分の興味のある分野で構わないのでツイートしてみましょう。はじめは、フォロワーもいないため見てくれるユーザーも少ないでしょうが、ツイートを続けていけばフォロワーも次第に増えていくでしょう。
人気のツイートを検索してみる
たくさんの「いいね」をもらっていたり、リツイートされている人気のツイートを検索する場合は、以下で紹介する特定の文字を入力することで検索できる方法があります。人気のツイートを検索することで、自店のTwitterアカウントの参考になったり、役立つ情報を手に入れることができるのでおすすめです。
・「いいね」の数が10,000以上:minfaves:10000(※数字は任意)
・「リツイート」数が10,000以上:minretweets:100000(※数字は任意)
気になる店舗や企業のアカウントを検索・フォロー
フォローやツイートなどに慣れてきたら、気になる店舗や企業のアカウントを検索・フォローしていきましょう。多くの企業や店舗ではTwitterを活用し、新商品やおすすめ商品の紹介やキャンペーンの告知をしているところが多いです。他の企業や店舗の行っている新たな情報を定期的にチェックすることで、自店の商品や販促方法などのアイデアに活かせる可能性が上がるでしょう。
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ツイートの削除や修正はできる?
ツイートを行う際に、情報に誤りがあり、内容を修正したい場合や削除したい場合などもあるでしょう。ここではツイートの修正や削除について気になる疑問を解消します。
ツイートを削除したい
ツイートを削除したい場合は、以下の手順ですすめると削除することができます。
①削除したいツイートの投稿日の隣にある▼マークをタップ
②「ツイートを削除」をタップしたら削除完了
ツイート内容を修正したい
「内容に誤りがあったので修正したい」「誤字があったので修正したい」と思う方も多いでしょう。しかし、残念ながらTwitterにはツイートの修正機能がありません。一度投稿したツイートを修正したい場合は、一度投稿を削除した後、正しいツイートを行いましょう。
Twitterの使い方に関する注意点
誰でも気軽に投稿できるTwitterですが、使い方に関する注意点がいくつか存在します。ここでは2つの注意点についてお伝えします。
何気ない言葉や他人を傷つけない
Twitterの投稿内容によっては、何気ない言葉でも相手を傷つけてしまう発言や失言になってしまう可能性もあります。ネガティブな意見・反対意見などの投稿をする際は、とくに注意が必要です。誰でも気軽に発信できるというメリットがある半面、不特定多数に見られるSNSであるということを踏まえた上でマナーを守った発信をするようにしましょう。
拡散性が高いことに注意する
Twitterといえば、「拡散性の高さ」が大きな特徴として挙げらます。アカウントが匿名だからと油断して、悪ふざけやいたずら投稿をするユーザーも少なからず存在します。そのようなユーザーは「バカッター」と呼ばれ、掲示板サイトやまとめサイトで話題となり、さまざまな人があらゆる手段を使って個人を特定しようとします。特定された場合は、多額の損害賠償を請求されたり、逮捕されてしまうといった事例も起きています。Twitterでつぶやく際は、くれぐれも気を付けて投稿するようにしましょう。
投稿するなら画像付きがユーザーの目を惹く!
企業や店舗のSNSマーケティングとして、テキストで訴求するTwitterを活用することももちろん効果的ですが、画像付きの投稿であればさらにユーザーの目を惹くことが可能です。その代表的な例として挙げられるのがInstagram。
Instagramは、Twitterと大きく異なり、写真や動画を使って情報を直感的に伝え、コミュニケーションを取ることが可能となります。
さらに写真や動画だけでユーザーに訴求できるInstagramは、リーチ力が高く有力な見込ユーザーを獲得できる宣伝手段として、現在多くの企業や店舗のマーケティングに積極的に活用されています。とくに視覚的にアピールできる商品や料理などをメインに扱っている店舗などはInstagramを活用してみるといいでしょう。
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運用代行「InstaTown」を利用すると効率的に
Instagramマーケティングを始めようにも「どのように活用したらいいのか‥」「忙しくてなかなか運用まで手がまわらない」と悩んでいる企業や店舗が多いのも事実です。そんな場合には、AIを使った運用代行を活用するのも一つの方法です。
Instagramの運用をAIを使って自動化してくれる「InstaTown(インスタタウン)」であれば、担当者にかわり、拡散力の高いターゲットに対し「いいね」や「フォロー」を自動で行ってくれます。自身のInstagramへ集めることでフォロワー数の増加やクリック数、来客数の増加を進めることができます。
また「InstaTown(インスタタウン)」では、専任のスタッフが24時間・365日サポートしてくれるのでInstagramに詳しくない方でも安心して任せることが可能です。お客様の希望によってさまざまなプランを用意しているので、気になる方は一度チェックしてみるといいでしょう。
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まとめ
今回はTwitterを店舗や企業にて導入したいと検討している方へ向けて、Twitterの始め方と使い方、活用方法まで徹底解説しました。Twitterは、スピード感とリアルタイムな新鮮な情報を得られることが大きな魅力です。さらにTwitterの利点を活かすことで、今までかかっていた高額な宣伝費用以上の効果を発揮することも可能となります。まだTwitterを活用していないというオーナーは、まずは今回の記事を参考にTwitterの基本的な使い方をマスターすることからはじめてみてはいかがでしょうか。
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