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【店舗・コスト削減】新電力とは?切り替えて本当に大丈夫?みんなが抱える疑問にお答えします

多くの飲食店や施設では新型コロナウイルスの影響により、店舗でできる対策の一つとしてコスト削減に注力している方も多いでしょう。さまざまなコスト削減がある中、すぐに実践できる対策として「新電力への切り替え」により電気料金を削減する方法があります。

大手電力会社の料金プランと比較してもお得になると話題の新電力ですが、「新電力に切り替えて本当に大丈夫?」「電力供給は安定してるの?」と新電力への切り替えについて、まだまだ不安に思っている店舗経営者も少なくないでしょう。
そこで今回は、「新電力」についての疑問や不安を解消すべく、新電力の基本的な仕組みからメリット・デメリットについて解説するとともに、切り替え時みなさんが気になる疑問点などについてもまとめて紹介します。

最近よく聞く「新電力」とは?

ここ最近、知り合いや周りの店舗で「新電力に切り替えてお得になった」という話を耳にする方も増えてきたのではないでしょうか。
まずは新電力について理解を深めるために、新電力の基本的な仕組みについてみていきましょう。

そもそも「電力の自由化」とは?

「電力の自由化」とは、2000年から開始された小売電気事業の制度改革のことをいいます。これまで小売電気事業は、電気事業法により国が定める一般電気事業者(北海道電力・東北電力・東京電力・北陸電力・中部電力・ 関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力)からの電力供給が認められていましたが、法律が改正されたことにより他事業者が電力小売事業へ参入できるようになりました。

つまり、大手電力会社以外にも、エネルギー企業や通信会社、旅行会社といった民間企業などが電気の小売りを自由に行えるようになったのです。小売電力事業に参入した民間企業は、それぞれ本業の強みを生かしたビジネス展開を行い、ユーザー数を伸ばしています。

どのように「新電力」は供給されるのか?

新電力に切り替えると「電力の供給はどのようになるの?」と疑問に思う方も少なくないでしょう。結論から言うと、新電力に切り替えた後も、物理的な電力供給の仕組みに原則変わりはありません。

これまでの電力会社であれば、発電所から送電線を通過し、その後変電所と配電線を通った後、店舗や自宅などへ電気が送られていました。新電力に切り替えてもこの仕組みは同じです。ただし全国に張り巡らされた送電線は、一般事業者と呼ばれる大手電力会社が所有しているものとなります。
新電力会社は、この配電線を新たに設置するための費用をかけることは難しいため、送電線は大手電力会社へ「託送料」というものを支払い、各店舗や家庭へ電力を届けています。このことにより、新電力に切り替えたとしても電力の品質に違いはなく、これまでと変わらない流れで電気を利用することができるのです。

電力自由化の市場規模


画像引用元:新電力ネット

電力の全面自由化に伴い、大手電力会社による独占供給体制が終了した後、電力市場には現在約500社以上の民間企業が小売電力事業へ参入しています。

新電力ネットが公表する「市場規模における新電力の割合(2019年12月時点)」のデータによると、新電力のシェア率は、商店や家庭向けの電灯が18%、電力13.18%、高圧24.58%、特別高圧5.86%と自由化の歴史が長い高圧に続き、電灯が上昇傾向を見せています。
また新電力合計の割合をみると17.59%に達しており、こちらも上昇傾向にあることから全体的に新電力への意識が高まっていることが分かります。このようなデータからも新電力への切り替えは、もはや常識となりつつあるといえるでしょう。
>>電力自由化でお店・自宅の電気代はもっと安く、もっとお得に!

「新電力」を選ぶメリット

では実際に、新電力に切り替えるとどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、新電力に切り替えることで得られるメリットについて紹介します。

コスト削減につながる

「新電力」に切り替える最大のメリットは、従来の電力会社に比べて電気代が安くなるという点です。新電力のほとんどは、一般電気事業者である大手電力会社よりも電気代がお得になるような料金プランを展開しています。基本料金が安くなるプランや電気の使用量が多いとその分割引率が高くなるプランなど新電力会社によってさまざまです。店舗の課題や環境に適した新電力をしっかり選択することで電気代が節約されコスト削減につながるといえるでしょう。
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事務処理が楽になる

従来の大手電力会社を契約している場合、店舗では電気の請求書が郵送にて送られてくるのではないでしょうか。とくに複数店舗を経営している場合はそれぞれの店舗へ請求書が届くため、事務処理が負担と感じる方も少なくありません。
一方、新電力会社によっては、切り替えることで支払い先をひとつにまとめることが可能となります。請求書をまとめることで事務や経理の業務負担が大幅に軽減されるため、複数店舗を展開している企業には新電力はおススメといえるでしょう。
>>新電力のメリット・デメリットについて詳しく知りたい方はこちら

「新電力」を選ぶデメリット

新電力への切り替えるはメリットは多い分、反対に気を付けなければいけない注意点もあります。ここでは新電力を選ぶ際のデメリットについてお伝えします。

絶対に安くなるわけではない

新電力といえば、料金が安くなることが大きな魅力といえますが、新電力にはさまざまな料金プランが用意されています。自身の使用状況に合わない料金プランを選択してしまうことで、反対に電気代が割高になってしまう可能性も十分あり得ます。

そのため、新電力の乗り換えを検討する場合は、手元に電気の検針票を準備し、新電力の公式サイトに設けられたシミュレーションでどのくらい料金が安くなるのか試算してみるのがおススメといえるでしょう。

各電力会社による対応の差

現在、電力の自由化がはじまったことで多くの企業が新電力事業に参入するなか、窓口対応やサポートなどの品質は各新電力会社によっても異なります。案外見落としがちなサポートの部分ですが、とくに店舗やオフィスなどで使用する電気ですから安心して任せることのできる新電力会社を選びたいものです。
このように電力会社を自由に選択できるようになる一方で、どこを選ぶかは自己責任といえるためその点を踏まえた上で新電力に切り替えるようにしましょう。

契約期間や違約金に注意

新電力に切り替えた場合、電力会社によっては契約内容によって契約期間や解約月が定められていたり、初期費用や解約時に違約金が発生するケースは少なくありません。
そのような契約の縛りがあるプランへお試し感覚で切り替えてしまうと簡単に解約することができない上に、解約してしまうと損してしまう場合もあります。新電力に切り替える場合は、必ず初期費用や契約期間、解約金などを事前にチェックして申し込むようにしましょう。
>>【コロナ対策】飲食店・法人向けの新電力を比較してコスト削減!各社のメリット・デメリットとは?

「新電力」に対する不安を解消

ここまでの解説で「新電力」がどのようなものなのか少し理解いただけたのではないでしょうか。とはいえ、電力会社を切り替えることで「電気は安定して供給されるの?」「契約した新電力が倒産したらどうすなる?」このような不安を感じている方も少なくないようです。
ここではそのような不安を解消すべく、新電力にまつわる不安や疑問点について答えていきたいと思います。

電気は安定供給されるのか?

新電力への乗り換えを検討する上で「電気は安定供給されるの?」「停電が増えない?」といったことを心配する方も少なくないようです。結論からお伝えすると、新電力だからといって安定供給されないということは一切ありません。

というのも電力の供給は、送電線・配電線などの送配電ネットワークを通して行われます。そして電気の安定供給にはこの送配電ネットワークが重要とされており、電力の自由化後についてもこの送配電ネットワークはこれまでどおり大手電力会社が担います。
そのため、どこの新電力会社を選ぼうとも今までと同じネットワークを使用して電気が届けられるため、電気の安定供給は続くといえるでしょう。

契約した電力会社が倒産したら?

万が一、契約した新電力の会社が倒産した場合、「自分の店舗だけ停電するの?」「電気はどうなるの?」と心配になる方も少なくないようです。電力供給については、一般電気事業者である大手電力会社の「送配電部門」が移行した一般配電事業者が、倒産した新電力会社の分も引き続き電気を供給するようになっています。
そのため、契約した新電力会社が倒産したからといって、途端に電気が消えるといったリスクはないため安心していいといえるでしょう。

また、契約した新電力会社が倒産した場合の電気料金については、地域の大手電力会社が展開する「経過措置プラン」へ自動的に引き継がれるようになります。その間に、店舗の環境に合った新たな新電力会社を再契約するといいでしょう。

メリット・デメリットを理解し、自分の会社にあった電力会社を選ぼう

電力の全面自由化により現在500社以上もの新電力会社が存在する中、好きな新電力会社へ自由に切り替えをできるようになりました。この自由化によって選択肢は増えますが、どこの新電力を選択するかは自己責任となります。前述したメリット・デメリットをしっかり理解した上で、自身の環境やスタイルに合った新電力会社を選ぶようにしましょう。

新電力への切り替えを成功させるのコツ

新電力への切り替えを成功させるのコツをいくつかお伝えします。

①電気料金のシミュレーションをすること
②新電力会社の会社情報をチェックする
③初期費用・解約金・契約期間を確認する
④おススメの新電力をプロに相談すること

以上のことを覚えておくと、より自分に合った新電力を見つけることができるでしょう。

>>新電力のメリット・デメリットについて詳しく知りたい方はこちら

まとめ

今回は、新電力の基本的な仕組みからメリット・デメリットについて解説するとともに、新電力にまつわる疑問や不安についても紹介しました。

経営コストを削減するという課題に対して、新電力への切り替えは大きな削減効果を生み出すことが可能です。また新電力は、停電の心配もなく電力は安定供給されるため安心して利用することも可能です。
とはいえ、料金プランやサポート体制などは新電力会社によってもさまざまなため、自分に合った新電力会社を選ぶためにも、条件を明確にしたうえでしっかり比較検討するようにしましょうね。
>>​​​​​​​「ハルエネでんき」について詳しく知りたい方はこちら
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