【ビジネス通訳】通訳者より断然お得!自動音声翻訳機はメリットだらけだった!

ビジネスの場において、求められる機会も多くなってきた英語力。簡単な英会話であれば話せるけれど、取引先との商談などで込み入った話になってしまうと、ビジネス英語はできないから困っているという方もいるのではないでしょうか。通訳者を雇って対応する企業も多いですが、最近では自動音声翻訳機で対応する企業も増えています。
今回は、通訳者を雇う場合と自動音声翻訳機を使う場合のメリットとデメリット、料金比較などをしながら詳しくご紹介していきます。
海外ビジネスでは英語通訳者が必要
これまで海外でのビジネスシーンにおいて英語が必要になる時は、通訳者に通訳を依頼するのが一般的した。通訳者に依頼することで、商談などの込み入った話をする際も専門的なビジネス英語に対応してくれるため、スムーズに進められるためです。
また通訳者を雇うために、通訳サービスの料金比較を行い選んでいくという方法が従来の選び方でしたが、現在では通訳者の通訳レベルによって料金が変わるため、求める通訳レベルに合った人を選ぶようになってきています。
通訳派遣の比較
社会のグローバル化に伴い、通訳サービスも様々出てきています。通訳会社によって料金やサービスが異なりますが、通訳方法は基本的に同じで「逐次通訳」「同時通訳」「ウィスパリング通訳」の3つがあります。
逐次通訳
話し手が話した内容を、一文ごとに通訳します。話し手と通訳者が交互に話すため、実際の会話内容の約2倍時間がかかります。休憩時間を含んだ3時間以内であれば1人の通訳者で対応可能ですが、それを超える場合は2~3名体制で対応します。
よく用いられる場面:会議、商談、研修、視察など。
同時通訳
話し手と通訳者がほぼ同時に話します。同時に2名(話し手と通訳者)が話すことになるため、依頼者は通訳者の言葉を耳につける機材を通して聞くことになります。通訳者は話し手の話を聞きながら話すため、集中力の面でも1回の通訳は15分程度が限界となり、半日の業務でも2名体制、終日の業務であれば3名以上で対応する場合もあります。また、同時通訳の機材等設備が別途必要となるため価格は割高になる傾向があります。
よく用いられる場面:国際会議、セミナー、シンポジウム、講演、研修など。
ウィスパリング通訳
通訳者が依頼主の後ろまたは横について、他の人の妨げにならないような小声で通訳します。無線機を通じて行うこともあり、依頼主が2名程度までに限定される場合に用いられる同時通訳です。
よく用いられる場面:日本人主体の会議に外国人が参加する会議(逆のパターンも有)など。
主な通訳サービス比較
通訳方法がわかったところで、今度は通訳サービスの料金などを比較してみていきたいと思います。
GLOVA
GLOVAの特徴は、対応言語が多い点です。幅広い言語に対応しているため、さまざまなシーンに合わせて選ぶことができます。
【対応言語】
英語・韓国語・中国語・台湾語・広東語・上海語・インドネシア語・ベトナム語・イタリア語・スペイン語・タイ語・ドイツ語・フランス語・ポルトガル語・ロシア語など
※下記の言語も調整可能
アラビア語・ウクライナ語・ウルドゥ語・チェコ語・トルコ語・ネパール語・ハンガリー語・パンジャビ語・ヒンディ語・ペルシャ語・モンゴル語・ラオス語
【料金】
内容 | 1名の料金 半日:3時間 |
1名の料金 終日:8時間 |
---|---|---|
国際会議、シンポジウム、記者発表 放送、セミナー等での同時通訳 |
¥73,000~ | ¥110,000~ |
セミナー、会議等での同時通訳 | ¥55,000~ | ¥91,000~ |
専門性を含む会議、商談、記者会見 放送等での逐次通訳 (一部ウィスパリングも可) |
¥46,000~ |
¥73,000~ |
一般商談、会議での逐次通訳 | ¥37,000~ | ¥55,000~ |
展示会、空港送迎等のアテンド通訳 | ¥30,000~ | ー |
研修などの長期にわたる通訳 | 期間・場所によって割引あり | 期間・場所によって割引あり |
通訳料金は、実施時間数ではなく拘束時間数により【半日(3時間拘束)】と【終日(8時間拘束)】の2種類の設定がありますが、半日・終日とも所定の拘束時間を超える場合は、延長料金を別途かかります。
※1時間の会議通訳の場合は「半日」料金となるようなのでご注意ください。
また、キャンセル料金もタイミングによって異なります。
(キャンセル受付)
当日・前日:100%
2~3日前:70%
4~5日前:50%
6~7日前:30%
GLOVAでは土日祝日でも料金がは変わらず、日本での手配だけでなく、国外での手配も可能な点は大きな特徴の1つと言えます。
関連サイト:GLOVA
OCiETe[オシエテ]
OCiETeの特徴は、全案件に情報漏洩保険が適応されており、事前に通訳者のお試し面談ができる点です。通訳とはいえ、上手く伝えてもらえるかなど人柄面での懸念点をカバーできるという面は、他社にはない魅力と言えます。
【対応言語】
英語・韓国語・中国語・スペイン語・フランス語・台湾語など
【料金やサービス内容】
・依頼する人によって金額変動あり(数千円~数万円までの幅あり)
・1案件4時間以内を目安としている
・ミスマッチを防ぐための「お試し面談」あり
・全案件、情報漏洩保険が適用
OCiETeの場合、簡単な無料会員登録を済ませると通訳者を検索することができます。また、セキュリティー面がしっかりしているため、法人向けの通訳サービスと言えます。
関連サイト:OCiETe[オシエテ]
BRAINWOODS
BRAINWOODSは多言語に対応していますが、中でも英語を中心に注力している通訳サービスです。専任のコーディネーターが要望に応じて最適な通訳者を選出してくれます。
【対応言語】
英語・中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語・ロシア語
【料金】
選択方法 | 内容・分野 | クラス | 1名:半日 (4時間以内) |
1名:全日 (8時間以内) |
---|---|---|---|---|
同時通訳 逐次通訳 |
医療・製薬、IT等の 専門分野に関する シンポジウム・セミナー 記者会見、監査等 |
Sクラス Aクラス |
75,000円~85,000円 65,000円~70,000円 |
120,000円~130,000円 90,000円~110,000円 |
逐次通訳 | セミナー、商談 社内会議、社内研修等 |
Bクラス | 45,000円~55,000円 | 65,000円~80,000円 |
逐次通訳 | 表敬訪問随行 視察随行、商品のデモンストレーション等 |
Cクラス |
30,000円~40,000円 |
45,000円~60,000円 |
アテンド通訳 | 送迎時の通訳 展示会ブース付き通訳等 |
25,000円~35,000円 | 35,000円~50,000円 |
※上記の料金表は全て税別表示です。
※上記の料金表は、日本国内でご利用する通訳者1名あたりの目安となっており、複数名の以来の場合は料金が変動します。
またキャンセル料金は以下の通りです。
(キャンセル受付)
当日・前日:100%
2日前:70%
3日前:50%
4~5日前:30%
BRAINWOODSでは、事前に見積りシュミレーションがHP上でできるため、おおよその概算がわかるのも安心です。
関連サイト:BRAINWOODS
株式会社アイ・エス・エス
株式会社アイ・エス・エスでは通訳業界のパイオニア的存在で、5か国語同時通訳などのレベルの高い通訳を提供しています。
【対応言語】
英語・ドイツ語・ロシア語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・イタリア語・その他欧州言語・中国語・韓国語・カンボジア語・インドネシア語・マレー語・モンゴル語・タイ語・トルコ語・ベトナム語・アラビア語 他
株式会社アイ・エス・エスの場合、「日時」「内容」「実施場所」「必要言語」「通訳形態」「参加人数」を伝え、その内容をもとに見積り金額を算出してくれます。
関連サイト:株式会社アイ・エス・エス
通訳派遣では通訳以外にも費用がかかる
通訳を依頼する際、依頼料金だけではなく現地までの交通費や、宿泊が必要な場合は宿泊費なども費用としてかかります。
また、海外での通訳の場合は時差などがあることで早朝・深夜の場合、割増し料金が追加されるケースもあります。そのため、通訳者に依頼すると想定以上に費用かかってしまうというデメリットがあります。
優秀な自動音声翻訳機の登場
今まで主流だった通訳者を使った通訳サービスは費用がかかるというデメリットがある一方、自動音声翻訳機という翻訳機が現在注目を集めています。
対応言語数が人による通訳サービスよりも充実しており、たった1台で通訳することができ、交通費や宿泊費などの諸経費もかからないため、海外のビジネスシーンでも利用されています。
自動音声翻訳機は現在、様々な会社から登場していますが、機種によって使用できる環境や機能は異なります。またディスプレイがありカメラ機能がついている自動音声翻訳機をを選ぶことで、書類の翻訳などもスピーディーに行うことができます。
ではここからは、自動音声翻訳機にどんな機能があるのかみていきたいと思います。
POCKETALK(ポケトーク)
POCKETALK(ポケトーク)はCMでおなじみの自動音声翻訳機です。POCKETALK(ポケトーク)は最新のAI(人口知能)を用いるため、長文も瞬時に訳すことはできます。
また、POCKETALK(ポケトーク)では、「ポケトークS」と「ポケトークW エントリーパック」の2種類の機種があります。それぞれの特徴は以下の通りです。
ハイエンドモデル:ポケトークS 29,800円(税抜)
・撮影した文字を翻訳できるカメラ翻訳機能
・コンパクトなカードサイズ
・AI会話レッスン機能(英語・中国語に対応)
・Bluetooth 4.2
・GPS搭載
エントリーモデル:ポケトークW 19,800円(税抜)
・基本機能はハイエンド・モデルと同じ(カメラ翻訳機能はなし)
・大型バッテリーで長時間使える
・Bluetooth 4.0
ビジネスシーンでは書類などのやり取りもあるため、カメラ翻訳機能のあるタイプを選ぶ方がいいでしょう。
関連サイト:POCKETALK(ポケトーク)
専門的な翻訳が必要なければ自動音声翻訳機で十分
医療などの専門用語などが必要ない場面であれば、自動音声翻訳は一般的に販売されているものであれば、十分に対応できます。
少し前の自動音声翻訳機は、上手く訳せないなどがありましたが、現在の自動音声翻訳機は非常に優秀で、きちんと正しい内容で訳すことができます。

有人による通訳サービスがある自動音声翻訳機
基本的には自動音声翻訳機で十分だけど、突然専門的な知識が必要になる場面もあるかもしれません。そんな時におすすめなのは、「etalk」です。etalkでは自動音声翻訳機でありながら、有人の通訳サービスも利用できます。自動音声翻訳機だけでは、やっぱり不安という方には安心です。
≫通訳はetalkだけ!これ1台でビジネス通訳は完了!
自動音声翻訳機選びのポイント~海外ビジネス編~
海外ビジネスの場で自動音声翻訳機を利用する場合、選び方にいくつかポイントがあります。下記をポイントに選ぶことで、円滑に話を進めることができます。
・対応言語数
・オフラインでの使用可否
・翻訳速度
・音声とテキストの翻訳の可否
特に、音声とテキスト通訳の両方がより多くの言語で対応していることと、オフラインでも使用できるという点は非常に重要です。
オフライン機能ならいつでも利用できる
通常オンラインでの利用になりますが、使用場所によってはインターネット環境が不安定な場合もあるため、オフラインでも使用できるものを選ぶことで安心して利用することができます。
海外だけに限らず、国内も含め、すべてのエリアにWifiが通っているわけではないため、特に、地方都市や田舎の方に行く場合などは、オフライン機能は必須と言えます。
利用頻度が低くてもレンタルできるなら安心
自動音声翻訳機は、有人の通訳サービスに比べて圧倒的にコストパフォーマンスが良く、etalkのレンタルであれば、数千円から利用することも可能です。また購入の場合でも、何度か有人の通訳サービスを利用する金額で購入できるため、年に数回しか通訳を利用しなくてもetalkの方がコストがかからずお得です。
そして通訳という機能だけでなく、WiFiルーターの機能があるetalkは、最大6台まで接続可能というメリットもあります。もっとetalkを詳しく知りたい!という方はこちらをチェックしてみてください!
≫翻訳機の枠を超えたetalk!海外ビジネスシーンでも!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は有人の通訳サービスと自動音声翻訳機について、詳しく見てきました。あらゆるビジネスシーンにおいて、スマートな通訳をしてくれる自動音声翻訳機。1度使って、その良さを体験してみてはいかがでしょうか。
≫etalkで通訳を体験してみよう!
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この記事を書いたライター
M.Kimoto
ライター歴5年。ライターチームをまとめる責任者。主にインバウンド集客に関する記事を執筆。最近では、コロナ禍での集客方法など、飲食店サポート記事が反響を呼んでいる。
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